川の流れに押し流される小舟のように、「運命」というに波に翻弄される人生。
そこには、人と人とが出会うがゆえの、愛や憎しみ、喜びや悲しみがある。
そんな人間模様を痛切に描き出した人間ドラマの傑作版!萩野七生(ななみ)はバレエが好きな高校一年生の女の子。
発表会でマリオネットを踊り、観客の気持ちをつかむ。
偶然それを見た劇団演出家・神真之は、七生の中に演劇の才能を見出し、自分の劇団に入れようと強引に上京させ…。
光と影のロマネスク!バレエのために上京した七生は、演出家・神の影響で、演劇の勉強をはじめる。
ところが、神のライバル・天王寺の劇団に、公演予定だった「マリオネット」が盗まれてしまい…。
「美女と野獣」の公演直前、野獣役の近藤が、神のライバル・天王寺と密やかに会っているのを目撃してしまった七生。
いやな予感を抱きつつ、劇団はついに初日を迎えた…。
神の中にひそんでいた、もうひとつの人格…。
公演初日、その人格が突然姿を現す。
七生の機転で舞台は無事に終了したが、神は役を降りると言い出して!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60015208