アラビアン・ナイト(16)

アラビアン・ナイト(16)

中世ペルシア語からアラビア語に訳された説話をもとに、各地の説話を糾合して16世紀のカイロで編まれたアラビア語文学の傑作。
アラビア語原典からの完訳版。
第16巻は、第800夜から第863夜、「商人と金細工師と銅細工師を営むふたりの息子……物語」(続き)、「バグダードの漁師ハリーファの物語」「商人マスルールと彼が見た夢の物語」。
一般の通説・伝説を、和漢の書を引用して検討・批判した江戸時代の啓蒙の書。
合理的な実証主義と批判精神が新鮮で、当時のベストセラーとなった。
今は失われた奇想天外な俗説も楽しい。
19世紀前半、文化・文政期のころ、隠居の僧十方庵大浄敬順は携帯コンロと煎茶道具を携え、江戸内外の名所旧跡を訪ね歩いた。
道行く人、道の草木、風の色をもふかい愛情でつづり、200年前の江戸を髣髴させる。
第2巻は、下。
解説と総索引を付す。
江戸中期、大坂の医師寺島良安が中国・明の王圻(おうき)の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典の口語訳。
天文、地理から動植物、人事まで、類書を博引傍証して解説する。
第13巻は、巻七十四から巻七十七まで、地誌部つづき。
古代帝国の終焉を告げる後漢末の動乱。
そして3世紀の魏・蜀・呉の三国鼎立から、南北朝の対峙した7世紀まで。
中国中世史のもっとも複雑で重要な政治舞台を叙述した名著の復刊。
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